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2026.09.16
#コラム
うちの会社、検索すると「やばい」って出てくるんですけど。
先日、なんとなく自分の会社名を検索窓に入れてみたんです。
- カワムラホーム 旭川
- カワムラホーム 評判
- カワムラホーム やばい
- カワムラホーム 坪単価
INDEX
「カワムラホーム やばい」で検索した人へ。
中の人が正直に答えます。
言い訳はしません。数字も、正直に向いていないと思うお客様のタイプも、全部書きます。
こんにちは。カワムラホームで新築のマーケティングを担当している者です。入社9か月目の、まだ新人です。
冒頭のサジェスト、本当に出てきます。正直に言うと、けっこう凹みました。
でも同時に、こうも思ったんです。数千万円の買い物をする相手を検索するのは、まったく当たり前のことだよな、と。むしろ調べずに契約されるほうが、こちらとしても怖い。私が自分の家を建てるとしても、絶対に検索します。
なので、この記事では言い訳をしません。社員である私が、うちの会社の数字と、正直に向いていないと思うお客様のタイプまで、全部書きます。宣伝くさいと感じたら、そっとブラウザを閉じてください。それでいいと思っています。
名前と顔は出していません。担当営業としてではなく、一社員として率直に書きたかったからです。そのぶん、書いてある数字はすべて確認できるものだけにしました。
それと、私はまだ入社9か月です。社内の常識に染まりきっていないので、いまだに「え、それ普通なんですか」と驚くことがあります。以下はその記録でもあります。
先に結論。たしかに、やばい会社だと思っています
まだ9か月しかいない人間が言うのもなんですが、入社してから「この会社、いろいろやばいな」と思った瞬間が何度もあります。
ただ、その「やばい」の中身は、たぶん皆さんが検索したときに想像していたものとは違います。順に書いていきます。

やばいこと① 歴史が、長すぎる
入社して最初に驚いたのが、創業年でした。大正7年(1918年)創業。100年以上前です。
第一次世界大戦が終わった年に、旭川でこの会社は始まっています。私が入社した時点で、すでに100年以上の歴史があった。これ、けっこう不思議な感覚です。自分が生まれるずっと前から、同じ街で同じ仕事が続いている。
現在の社長は4代目。新築のお引き渡しは、累計4,000棟を超えました。
住宅業界は、正直に言えば会社がなくなることが珍しくない世界です。でも家って、建ててからが長い。10年後、20年後に「どこに相談すればいいか分からない」という状況が、お客様にとって一番つらいと思うんです。100年続いているというのは、それ自体が一つの性能だと、中にいて思います。

川村 豊二、旭川市1条17丁目右6号にて、川村建具製作所を創業。各種建具の製造を始め販売先は鉄道関係納入。
やばいこと② 数字を「実測」している
ここは、正直に言って入社前は分かっていなかった部分です。
家づくりの性能って、カタログには立派な数字が並びます。でも実際に建った家がその通りかどうかは、測らないと分かりません。
うちは全棟で気密測定(C値の実測)をやっています。数字はこうです。
| 断熱性能(UA値) | 0.25国の最高等級に相当するレベル。北海道の基準で見ても上位です |
| 気密性能(C値) | 平均 0.37家全体の隙間を集めても、ハガキ1枚分に満たないくらい。全棟で実測しています |
| 窓 | トリプルサッシ世界トップクラスの仕様。北海道の冬はここで差がつきます |
| 玄関ドア | 厚さ 70mm高断熱仕様。玄関が寒くなりません |
| 耐震性能 | 耐震等級3相当建築基準法の1.5倍にあたる、最高等級と同じ強さの水準です。「相当」としているのは、第三者機関の等級認定を取得していないためで、構造の仕様としては等級3の基準を満たしています※4 |
私が「この会社ちゃんとしてるな」と思ったのは、数値そのものより「全棟測る」と決めていることでした。気密性能は設計ではなく、現場の職人さんの施工精度でほぼ決まります。毎回測るというのは、毎回採点されるということです。逃げ場がない。
広報の仕事をしていると、正直「数字は良いところだけ出したい」という誘惑があります。でもうちは全棟の実測値が社内に残っているので、都合よく見せることができません。入社してこれを知ったとき、地味ですが一番安心した部分でした。

やばいこと③ この性能で、この価格
これが一番「やばい」と思っている部分です。
高断熱・高気密の家は、普通は高くなります。当たり前です。手間も部材もかかるので。
なのにうちは、月々5万円台〜※3、1,800万円台からという価格帯の商品を出しています。正直、社内で最初にこの価格を聞いたとき「大丈夫なのか」と思いました。
からくりは、そんなに複雑ではありません。棟数です。
旭川圏で新築建築確認戸数5年連続No.1※1。年間の施工棟数が多いので、資材の仕入れ単価が下がり、職人さんの稼働が安定し、設計や検査のノウハウも溜まります。それをそのまま価格に返している、という構造です。
「安くて高性能」には、たいてい何か理由があります。うちの場合、その理由は棟数でした。値引きでも、どこかを削っているわけでもありません。
やばいこと④ 会社の「夢」がスケールでかい
これは社内で聞いたとき、笑ってしまった話です。うちが掲げている夢が、こういう内容なんです。
カワムラホームの家で生まれ、カワムラホームのアパートで独り暮らしを始め、そしていつの日か結婚し、子供ができ、カワムラホームで土地を探して家を建て、カワムラホームの家で子供の成長を見届け、カワムラホームでリフォームをして、長く住んだ家を次の世代に託し、カワムラホームの老人ホームで余生を過ごす。
一生分です。壮大すぎませんか。
ただ、実際に新築・分譲(LIGHT HOUSE)・リフォーム・リノベーション・不動産・アパート・介護施設まで全部やっているので、口だけではないんですよね。
お客様にとっての実利もあります。たとえば土地探しと建築が別会社だと、「この土地で、この予算の家が本当に建つのか」が誰にも分からないまま話が進むことがあります。うちは土地も建物も社内で完結するので、最初から総額で考えられます。

ここからは、あまり書きたくない話
褒めてばかりだと嘘くさいので、正直に書きます。うちが向いていないお客様は、たしかにいます。
他社さんをおすすめしたほうがいい、と思うケース
- 建築家と組んで、完全に振り切った唯一無二のデザインを実現したい方
- 予算に上限を設けず、細部まで完全フルオーダーで詰めたい方
- 旭川・札幌エリア外で建てたい方(施工エリアの確認をお願いします)
- 打ち合わせに何ヶ月もかけて、ゆっくり進めたい方
最後の項目について補足します。棟数の多い会社は、どうしても進行がシステマチックになります。効率化されている分スピード感はありますが、「じっくり時間をかけたい」という方には合わないことがあります。これは弱点として正直に認めます。
逆に、私たちが力になれると思う方
- 北海道の冬を、暖房費を気にせず暖かく過ごしたい方
- 予算は抑えたいけれど、性能では妥協したくない子育て世代の方
- 土地探しから相談したい方
- 建てた後、何十年も相談できる相手がほしい方
最後に。数字では伝わらないものがあります
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
ただ、正直に言うと、ここまで書いても伝わっていないことが一つあります。
UA値0.25の家の冬が、実際どれくらい暖かいのか。
これだけは、どれだけ文章を書いても無理でした。私も、入社して最初の冬にモデルハウスで廊下とトイレを歩いてみて、初めて数字の意味が分かりました。どこも寒くないんです。北海道育ちの人間ほど、たぶん驚きます。
朝晩が冷え込みはじめる今の時期は、外と家の中の差が出はじめるタイミングです。真冬ほど構えなくても、玄関を入った瞬間の違いは十分に分かります。
なので、営業させてくださいとは言いません。冷やかしで構わないので、一度歩いてみてほしいというのが本音です。そのうえで「やばい」かどうかは、ご自身で判断していただければと思います。ここまで書いたことが本当かどうかも、来ていただければ分かります。

※1 北海道住宅通信社による旭川圏の新築建築確認戸数調査(2021〜2025年)に基づきます。
※2 UA値・C値は「ラクイエ」の標準仕様における数値です。プランや仕様により変動します。
※3 「月々5万円台〜」は借入金額・金利・返済年数・頭金のサンプルから試算したものです。審査結果により条件は異なります。
※4 「耐震等級3相当」とは、住宅性能表示制度における耐震等級3と同等の構造仕様を指します。第三者機関による等級認定の取得を保証するものではありません。
※5 記事内の体感・感想は社員個人の見解を含みます。
